𠮷野屋

戦国時代に戦場で用いられたのぼり旗(旗指物)を起源とし、室町末期に端午の節句にのぼり旗を飾る武家の風習が江戸時代に庶民に広まって、様々な絵柄の絵幟に発達した。須賀川の絵幟は約250年前、白河藩のお抱え絵師で銅版画家の亜欧堂田善(1748-1822)が和紙や布地に鍾馗を描いたものがルーツ。福島県伝統工芸品。

鹿島大神宮

鹿島大神宮の春秋大祭で奉納される神楽は、江戸時代には三春藩主秋田公もご覧になったと言われています。神楽面も幕末にお殿様より下賜されたとの言い伝えがあります。現在も鹿島大神宮の春秋大祭の他、三春大神宮でも奉納されていますが、担い手不足で奉納できない演目も増えてきました。

高倉人形浄瑠璃座

約130年前に途絶えてしまった人形浄瑠璃。人形だけが残った。人形は通称「高倉人形」と称され、福島県重要有形民俗文化財に指定され、日和田公民館に展示されている。しかし、展示されている人形は文化財であり、老朽化により使えない。また、人形浄瑠璃の指導者が県内を含め東北にはおられない。ご縁があり、札幌人形浄瑠璃芝居あしり座と東京八王子車人形の家元にご指導いただき2023年で7年目を迎え、毎年年度末に発表会を行ってきた。コロナの感染拡大中は各地で出前講座を開催し、活動の停滞解消と周知に努めた。

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